ヤバクネミドスト 〜我流〜
issei official chでヤバクネミドスト動画がUPされました。
【バス釣り】“ヤバスト”で50UP捕獲!早春リザーバー攻略【ルアー合衆国プラス】 - YouTube
今年は60upの5200g、4800gの特大を釣らせてくれたヤマモト流のヤバクネミドストを紹介します。
ミドストには流派が多く、あくまで自己流です。
まずは釣果から。
次にタックルです。
ロッドはDEGSINO SLANG Path LS-SJ 79L+RX
ハートランドで言う所の別誂冴掛ですね。
リールはDAIWA 19 CERTATE LT 2500S
ラインはSUNLINE DEFIER D-BRAID 0.6号
リーダーは8〜12lb
SUNLINEさんのシンキングPEの快適さに感動してます、後にも言うのですが風が吹いた状況で強い釣りなので通常のPEより風に強く、流れが取り易いです。
フックは
RYUGI ヴェスパ #2の 1.3g
土肥富 ミドスペショット #1 1.4g
を使用してます。
続きましてセッティング。
上下のヒレをカット。
目の上あたりからフックを入れ
薄刺しで長い距離刺して、若干反るようなセッティング。
そしてフリーノット。
これらのセッティングはロールレスポンスを上げる為の物です。
足元で動かして見たらわかりますが、ワイドなロール。
最大限ロールするようなシェイクを足元で確認してからキャストして下さい!
最後に狙い方。
僕が今回狙ったのは風が当たる面のストラクチャー周りのボトム付近ででレンジは1〜2m。
軽くボトムに触れるかどうかのレンジを通します。
通常なら軽いスイムジグを投げたくなる様な場面です。
よりタイトに攻めるとデカいメス、外れるとオスが食ってきました。
濁った中でもアピールする為かつ、強いルアーに食わなくなった魚を取るためのヤバクネミドスト。
琵琶湖のデイゲームの新しい武器です!
バスの春を学術的に紐解いてみる。
お久しぶりです、isseiフィールドモニターになりましたヤマモトです、今後ともよろしくお願い致します。
春バス、釣れてますか?
春エリアでヤバクネミドスト、キャラメルウエイテッドで60upが釣れており、順調な滑り出しとなってます。
さて今回は春バス、についてのお話。
水温が○○℃だから釣れる?
それを否定して行こうかと。
魚類生理学、魚類行動学の面から着目していきます。
まず僕のニュアンスとしての生理学、行動学とは?
生理学・・・「生命現象を物理的 ・化学的手法によって研究する生物学の一分野、狭義には物理的方法による部門の生物物理学をさす。」(小学館国語大辞典)
行動学・・・「動物行動学(どうぶつこうどうがく、英: ethology)は、生物の行動を研究する生物学の一分野。」(Wikipedia)
ざっくり言うと生理学=化学反応、行動学=生物の行動、です。
バスの話に戻します。
冬が終わり春が訪れると産卵の為にシャローに接岸します←これが行動。
産卵、孵化←これが生理現象。
で、更に水温の話に戻します。
変温動物の孵化には有効積算温度、と言うものが存在します。http://salmon.fra.affrc.go.jp/kankobutu/tech_repo/fe07/fishandegg108_p01-02.pdf
例えば有効積算温度が250℃の魚が居たとします。この魚は累積の温度が250℃に達すると孵化します。つまり25℃なら10日、10℃なら25日で孵化します(有効温度は無視します。)
つまり、温かい水であれば早く孵化できる、と言うのが変温動物の孵化のルールです。
孵化は水温が必要なキーであることは間違い無いですね。
しかし、四季のある日本は春と秋で同じ温度を記録します。
春に産卵するバスが秋に産卵してしまえば、その稚魚は冬を越すことができません。(一部秋に産みますけど例外はスルーで)
そこで産卵や接岸などの行動で制御するのです。
水温のみをあてに出来ないとなれば行動は他の因子も作用するはずです。
バスの接岸を他魚種の遡上に重ね合わせていくつか例を出してみましょう。
アユ・・・水温,光,水深,個体数密度,空腹度および内的リズムによって影響される。(塚本勝巳(1988):アユの回遊メカニズムと行動特性)
サケ・・・流量の増減によって遡上行動が影響される。(真山 紘・高橋敏正(1977):サケ・マス親魚の生態調査- I 千歳川におけるサケ親魚のそ上活動の日周活動)
で、更に魚類は季節変化を日照時間で感知しているという論文もある。
多くの有顎魚類の視床下部の脳室周囲器官である血管嚢が日照時間の季節変化を感知するセンサーとして働いている。(The saccus vasculosus of fish is a sensor of seasonal changes in day length)
このような論文から季節変化の感知、それによる行動決定は決まった温度では無い、と考えられます。
ここからは個人的な体験や感想です。
プリスポーンのバスって全国的に2月後半から釣れ出しませんか?温暖な地域、寒冷な地域関わらずです。
日照時間や水温変化等の因子がバスの行動決定を行なってるんじゃ無いか、と思います。
SNSを見る限り、また実際釣りをしてみた限りそう感じます。で、温暖な地域ほどネストを張るのが早いしアフターに移行するのも早い。
つまり結論としては
プリスポーンの接岸=日照時間や水温変化、ミッドスポーン、アフタースポーンへの移行=決まった水温
これが僕の結論です。
しかし、変温動物である魚の活性が水温に左右されるのも事実で釣れる、釣れないは一概には言えません。
全国の皆さんに持論や体験をお聞きしたいのでSNS等へのコメント有れば幸いです。
では、ご愛読ありがとうございます。
春爆をくれた愛すべきシャッドテール
南湖で春爆?を味わい、DM等で色々聞かれるんでブログにて返答(笑)
まずは釣果から、、、
追記(次の大潮周りでも釣れましたわ)
なんとか釣りがハマり連発しました。
全部キャラメルシャッド5inのネイルリグ。
1.8gのタングステンシンカーを頭側の2個目のリブから入れます。
カルティバ マルチオフセット6/0 or イチカワ SPフック3/0を使用。
この針がかなり大事!
ワイドゲイプの針、これが重心を低くするのです。
それでいてバスが噛むまで針先が出ない事。
ウィードの中でも快適に使う為です。
それで多用するカラーががリザーバーベイト。
これはクリアウォーターで有効な為。
マッディでもこの色で問題ないです、五三川でも釣れました。
キャラメルシャッドと言えば赤松さんや村上さんが使用するのが頭側とテール側両方にネイル、しかし自分は頭側にしか入れません。
理由は2つ、垂直フォールと感度。
ウィードの穴やカバーなど入れ込む為に垂直フォール姿勢で小さな隙間に入れ込みやすくなります。
次は感度の話、シャッドテールのボトム感知はオフセットフックの剥き出しの部分です。
ここに重心を集中させる事で手元に地形変化を感じ取りやすくするのです。
ほぼ1年中このセッティングで使用しています。
そして使い方。
基本ボトムやウィードトップまで落とし、何かを感じ続けながらゆっくり巻き。
どれくらいゆっくりかと言うとテールが動かないくらい。
シャッドテールなのにテールが動かないって部分が大事、また後に記載します。
軽くスタックしたらリールを止めて糸をフリーにし、なるべく"リーリング"で外す。
これもキモです。
ロッドを煽ると糸が水面を叩きバスが逃げることが多い為。
ウィードやアシなど巻いたら外れるものは極力リーリングで外します。
この外した瞬間テールが動きます、高さのあるストラクチャーならそのまま垂直フォールでテールを動かしながら落ちていきます。
あ〜あ、言っちゃった、、、(笑)
一般的に人気なシャッドテールはドライブシャッドの様なデッドスローでも弱波動で泳ぐタイプ、その真逆の強波動シャッドテールがキャラメルシャッド。
重めのシンカーや速い動きのみテールを振らす、そんな使い方です。
例えるならHPシャッドテールとレッグワームみたいな?
中層でただ巻きで食うならよく動くシャッドテールを使ったらいいと思います(笑)
そんな状況ってあまり無くて、やはりボトムやモノを前提に使うとなると強くなるのがキャラメルシャッド。
マニュアルなヤツです、だからこそ使い倒せば人には釣れない魚が拾えるんです。
そして最近はストラットのレーシングフォーミュラーを使用しています。
巧漬けの様な漬けるタイプだと塩が抜けてしまいます。
この塩がかなり重要視しているので、漬け込み不要の豪グサを使用。
巧漬けが悪い訳では無く、やはり漬け込みの方が効果が長持ちするのでビビビバグとかは巧漬けしています。
白水にもコイツで釣ってもらったなぁ、、、
長くなりましたが、続いて春の南湖の話、、、(笑)
プリのメスが4本釣れましたがコイツらの針の掛かり方を見てほしい。
はい、口の先端です。
早合わせと思うかもしれませんが、10秒送った所で結局変わりませんでした。
ガツンと衝撃が来て、そのまま動かず、、、みたいなアタリです。
いくら待っても手元に振動は来ず、食い直してる様子は無かったです。
つまり捕食じゃ無い。
エサと思って食いに来て無い。
2月末大潮に起こった事、スポーニングエリア近辺のストラクチャーらで釣れていると関連づけるとスポーニング絡みでは無いだろうか、、、?
攻撃と感じたけれど根拠は無い(笑)
エサじゃ無いなら何故フォーミュラーを使うか。
単純にバイト時間を伸ばす為です、フッキングしやすいから(笑)
バイトを深くするのでは無く、長くする為。
無生物感を出せば吐かれます、塩と味・臭いが生物らしさを出してると思います。
10秒以上離されませんでした(笑)
(ハイシーズンは飲まれる事が多々あるので不用意に送らないようにしましょう)
釣果を分けたのがリール。
今使用しているのがRYOGA 1520 CC。
5.5: 1のローギアです。
3人で釣りをし、ギア比の低い順の釣果でした。
バスが噛んだ瞬間に如何にルアーを動かさないか、
最初のガツンの時しか口の中に入りません、その後いくら送っても意味が無いのです。
だからバスの口から移動しない様にローギア。
これが釣果を分けたと思います。
全部書いてしまいました、自分の魚が減りません様に!(笑)
最後に適当にキャラメルフィッシュを貼っておきます、是非キャラメルシャッドでいい釣りを!
カラー論って正直苦手。
はい、タイトルの通りカラー論が得意ではない(笑)
というより、あれ検証が果てしない、、、
ヒットルアー見つけて更にカラーローテーション入れてその先に見える世界。
遠すぎる、、、(笑)
だから安易な考えでプラスにもマイナスにもならないだろうという事で、如何なる場所でもクリアを投入する。
考え放棄のクリアカラー(笑)
府中屋さんの限定氷魚カラーだったり、リザーバーベイトが好きかな。
そこそこバスやってきて、カラー論が0って訳でもないのでここから紹介(笑)
まずは赤。
根魚がなんで赤いのか、ザリガニがなんで赤いのか。
生き物って大体理由があって特徴があるんだよ。
赤は波長が長くて深くなる程届かない色。
光量が低ければ赤色は最も地味な色って事になる。
どれくらいの水深で、どれくらいの光量で?というのはよくわからん。
けどザリガニが赤いって事はヤツの生息範囲で効果を発揮してるって事だろうな。
なら底物に赤を投入!!だけではない。
光量が下がるのはレンジだけでなく、朝夕マズメ、曇りや雨、シェード。
案外と赤色を地味にする条件って多いんです。
モーニングドーン。
夕方シークレット。
朝夕の文字が入ったカラー。
共に赤+青のカラーである。
青は波長が短く逆に低光量でも色が残る。
赤が抜けて青だけ残る。
つまりカラー変化が起こり易い色。
特に低光量時は顕著に現れる、それが釣れるからカラー名となって残っていると思う。
それで次の色が黒。
1番強い色であり魚の反応もくっきり分かれる色。
って事は釣れる釣れないの判別が1番早い。
実際今年のAKチャターの釣果で黒は多かった。
使ってたフィールドがクリアウォーターの北湖西岸や波介川。
そこで黒って抵抗あるかもしれないけどビビらなくても大丈夫。
黒のチャター食わんやつがクリアのチャターにしたら食ってたかな?と思うとチャターってそんなルアーではない気がする(笑)
フワッとした感じで今回のブログを終了(笑)
今年夏の琵琶湖
久しぶりにブログでも書いてみようと思う。
自分は気分屋で飽き性なので飽きたらまた暫く書かないけど、空いた期間分濃いものを書こうと思う(笑)
今年の夏はよく釣れた。
ロクマルを始めに50upの連発。
同じエリアで、毎日数カ所を同じ順に回る、そんな生活だった。
そして案内した子達は比較的みんな釣ってくれてた。
使ったルアーは基本的に2つのみ。
キャラメルシャッドとAKチャター。
去年の倍以上の数が釣れたし、アベレージが5cm上がった。
エリアは去年と同じ。
何が違うか?
そもそもこの釣りはウィード前提の釣りだ。
ウィード+αの要素のあるポイントを選ぶ。
例えば河口、アシ、ハードボトム、マンメイド、ブレイク、湖流、、、
複合的になっていけば行くほどベイトの種類が増える。
多種のベイトが居ればバスも偏食を起こさないから釣れると思っている。
複合的な要素が多いのは基本的にショアライン、シャローである。
本題に戻すと、何故今年はよく釣れたか?
ウィードを触らなくなった。
ウィードを前提にする釣りだが、触らない。
ある人に『ウィード触るとサイズが選べんやろ?』と言われた。
たしかに45クラスが多かったのが去年。
けれど自分にはウィードノータッチでハメる釣りを持ち合わせていなかった。
ある日、赤松さんに誘ってもらい目の前でプロトのAKチャターヘビーウエイトで釣る光景を見せてもらった。
チャターというルアーは濁りや風が入った時に強いルアーだと思っていたが、どクリアで食わせられるということを知った。
次の日から投入したら50up×2、45upの3本が釣れた。
それも中層で。
これが釣れる理由は分からない。けれど、ウィードを触ることなく釣ることができる。
この釣りでサイズどころか数まで釣れるようになった。
この日からボウズなしで釣りに行った日はほぼ50upを釣ることができた。
何故かは分からない。
分からないものは分からないままにしてしまうのが悪い癖である(笑)
けれどこじつけの後付けの理由は要らないかなって。
3/8よりも1/2、これだけは明確。
ホームエリアのストライクゾーンを引けるから。
21g、28gあたりのAKチャターが製品化すれば来年試してみる。
重いものをブレード持ち上げる、立ち上げのパワーが大きい。
より遠くから魚を呼べるんじゃ無いかな。
話は逸れるけど、立ち上がりってとても大事で、早ければいいと思ってたがなんだかそうでも無いらしい。
個人的にチャターは糸を太くしたく無いジャンル。
琵琶湖以外ならカワスペessに12lbで使用するかな。
疾風七弐wで16lbが今のところMAX、でも魚を獲ることを考えるなら20lbに上げたい。
ヘビーウエイトはその辺の問題を解決してくれるんじゃ無いかな?
太糸にはキャスト弾道の問題もあるし。
琵琶湖でもキャスト精度は相当大事。
白水が言ってたスピナベピン撃ちの話でなるほど〜と思ったけど案外自分もチャターでやってた。
釣れるか釣れんかは2投で決まるし、短い地合いで少しでも多くのポイントを周れるから効率よく魚拾える。
ま、粘っても釣れるけど簡単なのは初期反応。
それで着水音を殺す大切さ。
チャターの様に存在感のあるルアーは着水音消して、魚からしたら突然現れる、このアプローチが今年掴んだ1つの答え。
存在感の明滅。
存在感の消し方は色々で、インレットや夜釣りが割と消しやすいのかな〜と思う。
どんどん駄文になっていくのでこの辺で、、、(笑)
見切られ始めたホバスト
強烈な見えバス捕獲率を保っていたホバストも最近は若干のパワーダウンを感じます。
出始めた当時は初期インパクトもあったというのもありますが、季節の進行が大きく関わっていると思います。
自分が波介川でやり始めたのが3月末からでその時は完全にプリスポーンでした。
朝の冷え込みが強く、水温もまだ低い状態でした。
変温動物である魚は低温の中では活発に行動することはできません。
特に体力のない小魚は動きがかなりスローです。
バスも素早い動きは出来ないので、スローに動く小魚に固着していて、ホバストがシェルエット&アクションにマッチしていました。
温度が低く、血流が脳に回っていない為、バスの判断能力も低くルアーをじっくり見せても躊躇わずバイトしてくれる状態でした。
これが春の冷え込みでバスが釣れる理由の1つだと思います。
で、今は急激に温度が上昇し小魚以外にギルやカエル、甲殻類が活動を始めています。
そして小魚の遊泳スピードが上がっています。
それに加えて狙う魚はアフター。
敢えて素早い小魚を追う、という事はなかなかしない状況です。
アフターはスローな活動始めの体高のある餌を追う傾向にあります。
なので、ホバストよりスモラバ、沈む虫が釣れるといった事も増えてきました。
しかし、パワーのある釣りなので1年通して釣れるリグだと思っています。
バスには好みがあると思っているので、小魚を捕食し続ける個体もいます。
そんなバスにはやはりホバストは効きます。
ホバストの旬はプリスポーンだと思ってますが、1年を通してサイトフィッシングの選択肢の1つになると思います。
あれだけ表層直下をゆっくり引けるホバストは唯一無二ですから!
サイトの経験は釣りを豊かにする。
波介川で釣りをする上で外せないのがサイト。
バスの捕食シーンを見ることはブラインドにおいても捕食のイメージパターンが増えるのでGOODです。
いつもはダラダラと余計な文を書いてしまうのですが今日は書きたいことだけ!
我流サイトフィッシングのテクニックの内2つを紹介!
その1、バスに長距離追わせる。
バスが接近したらルアースピードを落としたくなりますが、落とさず寧ろ上げる方がいいです。
近いとすれば吊るしのシェイク時間、バスは短気なので、焦らしにとても弱いです(笑)
そして、チェイスはリスクを伴います。
リスクに見合う結果を得ようとするのは当然。
長いチェイスという大きなリスクを無駄にしない為に、捕食を成功させようとします。
その2、バスが見切って振り返る瞬間にアクションを加える。
振り返り際は最大のチャンスです。
見切って振り返る瞬間に、少し強めのシェイクで、リアクションバイトを誘発します。
これでバイトに至らなくてもバスは再びルアーに興味を持ち、先ほどよりチェイスの距離が近くなります。
ホバスト、虫、沈む虫、ビッグベイトなどに有効なテクニックです。
やば、書きすぎた、、、自分の釣る魚残しとく為にも、この辺にしときます(笑)